オカシノビ作成で培ったカードゲーム作成のススメ
最近、Twitterを見ていると2015春のゲームマーケットや大阪を目指したゲームの作成を始めている方を目にするようになりました。
私がゲームマーケット秋を目指してオカシノビを作り始めたのが、丁度ゲームマーケット2014春の一月前くらいだったので、色々と思い出します。
そこで、私がオカシノビを作成する上で利用した道具や作成したツールなどについて先人の知恵として、提供したいと思います。
今回はテストプレイ用のカードの作成方法を主に説明していきます。
カード作成ツール
まずご紹介するのは、私の作成したカード作成ツールです。
以下に置いてありますので、ご自由にお取り下さい。
ゲームによっては似たようなカードを沢山作ってパラメーターだけを変えたり、画像だけを変えたり、文字の色だけを変えたりすることがあると思います。
その場合、フォトショやペイントツールでいちいち修正するのは、だいぶ手間が掛かります。
エクセルやワードで作ってもいいですが、どうしても味気無いカードになりがちです。
そんな手間を解消するために、自分のためだけに作成したツールが、このカード作成ツールです。
結構良いものが出来たのでアルハラシステムズとして公開しましたが、結構使って下さった方がいたようで、RXさん経由でお礼を言われたりもしました。
このツールを使うことで、始めにテンプレートをキッチリ作ってしまえば、カード毎にテキストを変えたり、画像を変えたり、文字色やフォントを変えるなど、自由に変更することが出来ます。
さらに、作成に使用したデータはそのままカードリストに流し込んだり、マニュアルに転用するなど、便利に扱うことが出来ます。
問題はExcelのマクロを利用しているのでWindows環境が必須かつOfficeが必要ということですね。
まぁ、Windowsさえあれば、Officeは体験版があるので、試す分には可能です。
(体験版だとたまに強制終了することがありますので、お気をつけください。)
この画像は、私がオカシノビを作成する際に使用したデータです。
左上のテンプレートをオートシェイプで作成し、部品毎に名前をつけます。
たとえば、カード名、画像、説明という感じです。
それに対して、右下の表でテキストや画像を設定していくことで、カードを作ることが出来ます。
枚数をいじれば、同じカードを複数枚出力することも出来ますし、必要がなくなったカードは0と設定することで出力しないこともできます。
作成中のカードに対するプレビュー機能もありますので、不安な場合はその都度確認して調整することも出来ます。
全てのカードの内容を入力し終えたら、印刷データ出力を行います。
そうすると、設定された段組でカードを自動で並べて表示します。
最後に、改ページの設定をして印刷すれば完成です。
ツールの詳細は最初のシートにも書いてありますので、参照ください。
続いて、作成したカードデータをテストプレイに耐えうるカードに組み立てます。
ローラーカッターは大正解
ここで私が使っているアイテムが、ローラーカッター、トランプ、スリーブです。
A4の用紙に印刷したら、ローラーカッターで切断します。
最初は普通のカッターで切断していたのですが、オカシノビの場合、当初カードが100枚を越えるゲームだったので、身体の負担を考えてローラーカッターを導入しました。
複数を一度に切るとずれてしまうのはカッターと同じですが、一回毎に指に掛かる負担が段違いです。
正直、これは大正解だったと思います。
なければ今ごろ腱鞘炎になっていたと思います。。
まあ、あれば裁断器などでも大丈夫だと思います。
違いは値段と安全性くらいですかね。
ローラーカッターは子供でも安心して使うことが出来る分カットの正確性に欠けるのが難点です。
切断したあとは、スリーブにトランプと一緒に入れます。
画像はかなり初期の頃に作成したテストカードです。
だいぶフレーバーで迷走したことが分かりますねw
人によってはMtGのゴミカードなどを使っていると思いますが、ここは正直なんでも良いです。
100円ショップを有効活用しよう
私の場合は、そういったカードの手持ちがなく、100円ショップなどで複数セット入って100円つまり、一枚一円程で手に入るためこれを使いました。
また、100円ショップのトランプだと裏面が赤、黒、青など種類があるのも助かりました
いちいち裏を作らなくとも問題なくテストが出来ます。
それでも種類の足りない場合はスリーブの種類を分けるなどしても良いでしょう。
トークンなどは100円ショップのビーズを使ったりしてました。
色も種類も結構あって、テストプレイには十分です。
これで、カード作成は終わりです。
カード作成→テストプレイ→修正案反映→カード作成
オカシノビの作成において、この手順を数十回は繰り返しています。
なので、カードの修正の手間の削減、カード裁断の効率化は時間の限られる同人ボードゲームデザイナーとしては必須になると思われます。
最後にちょこっと宣伝を。
冒頭から名前を出しているカードゲーム「オカシノビ」をゲームマーケット2014秋に販売いたします。
詳しい説明はサークルブログをご覧下さい。
また、ゲームマーケットに参加出来ない方のためにクラウドファンディングを用いた先行予約販売をしております。
アルハラシステムズの過去作も纏めて販売しておりますので、この機会に是非!
アルハラシステムズのカードゲームを全国に届けたい!「オカシノビ」「ビバニク」「オトーリバース」再販&新作プロジェクト!- クラウドファンディングのMotionGallery(モーションギャラリー)
また、駄文ですがオカシノビのデザイナーズノートも書いています。
お暇ならお読み下さい。
オカシノビ デザイナーズノート - inao78のボードゲーム遊戯録
以上、この記事が今からカードゲームを作成する人の一助になれば幸いです。
オカシノビ デザイナーズノート
こん○○は、inao78です。
このたび、「オカシノビ」というボードゲームを制作し、ゲームマーケット2014秋にて販売することになりました。
また、ゲームマーケットに先駆けて、MotionGalleryというクラウドファンディングサイトにて、先行通信予約販売を行っています。
アルハラシステムズのカードゲームを全国に届けたい!「オカシノビ」「ビバニク」「オトーリバース」再販&新作プロジェクト!- クラウドファンディングのMotionGallery(モーションギャラリー)
クラウドファンディングというと、耳慣れないと思われますが、ようは資金を先に調達させて貰い変わりにいくつか特典をつけて発送しますよ、という試みです。
今回の例でいうと、アルハラシステムズのゲームを複数購入して頂けた場合に、クラウドファンディング限定のプロモーションカードを付属することになっています。
宜しければご支援をお願いいたします。
詳しいルールの説明は、アルハラシステムズのブログに記載してありますので、
こちらをご確認ください。
また、ボードゲーム数奇語りというPodCastにて紹介して貰いました。
ボードゲーム数寄語り。第36回「クラウドファンディングとオカシノビ・その4」
出演者の皆さん、ありがとうございます。
ゲームの作成時に苦心したところを的確に言い表してくれており、安心しました。
このPodCastを受けて、このゲームのコンセプトやこだわった点について紹介しなければならない、と強く思いましたのでこの機会に説明させて貰うことにしました。
・シャドウハンターズに似すぎていない?
PodCast内でも触れられていましたが、このゲームは過去に販売されたゲームである、シャドウハンターズと類似している部分が多くあります。
というのも、そもそものコンセプトが「シャドウハンターズをより簡単に、それでいてより面白くしたゲームを作ろう」というモノだからです。
・シャドウハンターズと私
そもそも、私はシャドウハンターズというゲームが大好きです。
あのゲームが発売されたのが、ちょうど私が大学生の時だったのでほぼ毎日の昼休みに仲間と集まってシャドウハンターズをやっていました。
その期間、およそ2年間。
なんだかんだと連戦することもあったので、プレイ回数は優に1000回は超えているでしょう。
更に、途中からはオリジナルのキャラクターを追加して、キャラクターカードだけで50枚を超え、しかも全員がそれを把握した上で推理しあうというキチ●イじみたプレイをしていました。
・シャドウハンターズの問題点
そんなシャドハンキチ●イな自分でしたが、いかに好きなモノでも長く続けているうちに色々と不満も出てくるものです。
以下に、不満に思うルールを記載します。
●正体を公開するルール
シャドウハンターズでは、おばばカードにより陣営を推理しあうことが序盤の基本となるのですが、未知なる者というキャラクターだけが嘘をつくことができ、それによって様々な混乱を引き起こし、ゲームにスリルをもたらしています。
しかし、このゲームではプレイヤーは好きな時に自身のキャラクターカードを公開することが出来てしまいます。
そうすると、せっかく嘘をついて人を騙しても、公開した時点で誰が嘘をついているかが、明白になってしまうのです。
●攻撃に対するリスクの少なさ
シャドウハンターズでは攻撃時に反撃が行えるのは、狼男というキャラクターのみで、それ以外のキャラクターに対しては、ノーリスクで攻撃することができます。
また、特にゲームを初めてやる人に多いのですが、敵が確定しないうちから、とりあえず攻撃という行動ができてしまい、場合によっては最高ダメージの5ダメージを与えてしまうこともしばしばあります。
特に、ニュートラルのアリーなんかは、試合を早く終わらせるために殴れるやつを殴るという戦法が有効なので、片っ端から殴り、ハンターシャドウの争いとは関係が無いところで勝敗が決まってしまうなんてこともあります。
●運要素が強すぎる
シャドウハンターズでは、序盤に必要になるおばばカードを引くためには、まず2つのダイスを振り、2、3、4、5、7のうち、いずれかを出さなければなりません。
また、運良くそれが出せたとしても、引いたおばばカードには当たり、はずれがあり、必ず望んだ情報が手に入るというわけでもありません。
また、攻撃に関しても同じくダイスを振ることになるため、ダイス運によっては中々ダメージを与える事が出来ないなど、理不尽な思いをすることもあります。
●負け抜け
これに関してはシャドウハンターズのみではなく、同じ正体隠匿ゲームである人狼や、Bang!などにも言えるのですが、最初に脱落してしまったプレイヤーは、ゲームから外れ、ゲームが終わるまで何もする事も無く、推移を見守ることになります。
人狼などの長いゲームの場合、勝敗そっちのけで別のゲームを遊ぶこともしばしば。
・そしてオカシノビへ
さて、つらつらとシャドウハンターズの問題点を上げましたが、オカシノビではこのゲームをより簡略化して、なおかつ問題点を出来るだけ解消できるように努めました。
●正体公開ルール
シャドウハンターズでは、キャラクター毎に勝利条件と特殊能力がセットになっていたため、特殊能力を使用するタイミングで必ず陣営が公開されてしまっていました。
そのためオカシノビでは陣営と特殊能力(キャラクター)を分け、それぞれをカードにすることで陣営を死亡時まで公開することが無いようにしました。
これにより嘘による効果が高くなり、より推理ゲームとしての要素が強まりました。
●攻撃に対するリスクの無さ
オカシノビでは、攻撃を仕掛けた場合でもじゃんけんに敗北してしまうと反撃ダメージを受けることになっています。
また、ターンで行える行動も攻撃、暗号、補充の3択のうちから択一なので、他の行動を行えなくなるというリスクもあります。
これにより、全てのプレイヤーは攻撃に慎重にならざるを得なくなり、より戦略的な戦いを実現しつつ、必ずどちらかにダメージが入ることによりゲームの収束性が強くなっています。
●運要素が強すぎる
オカシノビでは、シャドウハンターズに比べ、ダイス、エリアといったランダム要素を排除しています。
おばばカードにあたる暗号は、各プレイヤーの手札であるじゃんけんカードに併記されているので、選択して出す事ができますし、攻撃先も全てのプレイヤーから選ぶことができます。
戦闘システムは全情報が公開された限定じゃんけんになっているため、陣営と特殊能力の配布以外で運の要素はほぼありません。
●負け抜け
オカシノビでは怨霊システムというシステムを採用しています。
このシステムは、負けたプレイヤーが生きているプレイヤーの手札を1枚ランダムに抜くことができる、といういわゆるミソボンのようなシステムになっています。
これにより、負けたプレイヤーも暇することなくゲームの勝敗に関わり続ける事ができるようになっています。
・徹底したミニマライズ
ここまで、シャドウハンターズの問題とオカシノビでの解決方法について書いてきましたが、オカシノビで最も拘った点として、徹底した簡略化が挙げられます。
例えば、暗号に関して言えば、シャドウハンターズでは「おぬしは○○○じゃな?しからば1点のダメージを食らうのじゃ」だったり、「おぬしは○○○か●●●じゃな?」とor条件で聞かれたり、果てはHPが12以上や、ダメージではなく回復だったり、といった複雑な内容が書かれていました。
しかし、オカシノビではそれぞれの陣営を表す記号一つでそれが表されています。
他にも、エリアを排除したことや、カードを排除したことで、ルール自体がとてもシンプルになっています。
このシンプルさは、インストの短縮やそのままゲームの短さにも繋がっており、目標としていた学生や社会人の昼休みに行えるレベルなっています。
・バランス調整&リプレイ性
問題点を解決し、よりシンプルなゲームへと仕上げたオカシノビですが、なんだかんだで一番時間を掛けたのは、バランス調整です。
最初はボードゲーム会に参加しては、テストプレイを行っていましたが、今は会社の同僚に手伝ってもらい、平日にも昼休みに1、2回プレイをしています。
最初は4、5人でやっていた昼休みのテストプレイでしたが、やってみると面白いと評判になり、今では毎日6、7名という大人数が自然と集まるようになってきました。
テストプレイの回数は優に100回を超えました。
最初のうちはプレイする度に粗が見つかり、調整をしては再プレイの連続でしたが、今では修正をする点も無くなりましたが、惰性でテストプレイを続けています。
つまり、それだけ何度やっても飽きが来ない、リプレイ性の高いゲームに仕上がっていると思われます。
・ オカシノビのターゲット層
オカシノビはシャドウハンターズが好きな人は勿論、シャドウハンターズが肌に合わなかったという人にも、是非一度体験して貰いたいです。
また、繰り返しになりますが、学生や社会人の皆さんに昼休みを使って遊んで貰いたいとも考えています。
元々私が大学時代に遊んでいたシャドウハンターズから来ていることもありますが、今ではテストプレイと称して毎日オカシノビをプレイしていて、比べても遜色の無い出来に仕上がっていると自負しております。
長くなりましたね。ここまで読んでいただいて有難うございます。
デザイナーズノートというわりに、宣伝メインの内容になってしまいましたが、少しでもオカシノビに興味を持っていただければ幸いです。
那覇ボドゲフリマレポ
お久し振りです。inao78です。
つい先日、二人目の子供が生まれました。
3120gの可愛い女の子です。
これで四人家族で男は私だけになってしまいました。。。この先不安です。
それはさておき、去る7/13に那覇のmorsoにてボードゲームフリーマーケットが開催され、出品側として参加しましたので、その様子をご報告いたします。
そもそも、このボドゲフリマの開催を知ったのが開催の4日前で、まだ妻と共に産婦人科の病室に居るときでしたw
産後すぐの妻と娘たちを置いては行けないな、と思っていたのですが、妻の「減らしてくれるなら行ってもいいよ」という鶴の一声で参加が決定しました。
子供が増えたこともあり、時間の掛かる重量級ゲーム、自宅ゲーム会やいなお会でもあまり動かないゲームを中心に出品することにしました。
値段に関しては、駿河屋の買い取り価格よりは少し高めくらいで設定し、前日に付箋紙に値段を書いて張り付けておきました。
当日は13時開始でしたが、そこは沖縄、うちなータイムに則り20分ほど遅れて到着しました。
しかし到着した頃にはもうブースが二つ立っており、お客さんも十数人ほど集まっていました。
すぐさま持ち込んだ品を机の上に並べ、スペース名を書いた紙を張り、準備は完了。
それと同時にお客さんがやってきて、気になった商品の説明などを行いました。
最初に売れたのはKhet2.0というレーザー光線を使って鏡で反射させるチェスのようなゲーム。
やはりこういうルールが単純でギミックが面白いゲームはフリマに強いですね。
その後、追加で3店ほど出店しブースは全部で6つに。
自分のブースが落ち着いたところで回りのブースを覗いてみたところ、ご夫婦で参加してる店、ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作を二つも並べてる店(大賞を取ったキャメルアップも有りました)や、過去の同人ゲームを多く揃えている店、ハンターハンターの蚤の市のように制限時間までの入札制の店など、それぞれ個性の目立つ店ばかりでした。
特に凄かったのは沖縄で最も多くのボードゲームを所持していると思われる方のブースで、10~20年ほど前のレアなゲームが多数出品されてました。
周りの店主たちが目の色を変えて、遂には競りが始まるなど、大変なことになっていました。
自分のブースはその後、計6個ほど売ることができ、大満足の結果に終わりました。
客足が落ち着いたところで、一時休憩しながら今回のフリマの反省会。
狭い沖縄のさらに狭いボードゲーム界隈なので、出店側は全員顔見知りで、特に沖縄の主要なボドゲ会の主催者が一堂に会していたこともあり、中々に内容の濃い時間を過ごすことが出来ました。
沖縄にはボードゲームの実店舗が無く、実物を見て買うことのできる機会は貴重ですので、これからも定期的に開催できるといいですね。
第一回ボードゲームサークルいなお(仮) ボドゲ会
飲食可ですが、持ち込む際は手を汚さない程度の
ボードゲームの持ち込みは大歓迎です。
inao78所持ボードゲームリスト(2012/11/25時点)
アーカムホラー |
アダムとイブ |
あぶはち |
あやつり人形 |
あやつり人形 暗黒の王 |
インカの黄金 |
イントリーゲ |
インペリアリズム |
ヴンダーカンマー |
オーナズチョイス |
お先に失礼します |
終わった世界と紺碧の追憶 |
海賊免許 |
カタン |
ギフトトラップ |
君はロボット |
キャットアンドチョコレート 学園編 |
キャットアンドチョコレート ビジネス編 |
究極の人狼 |
キングダムビルダー |
クォーリアーズ |
クク21 |
グラフィティ |
クリエイショナリー |
クルード |
くるりんパニック |
ケット2.0 |
航海の日々 |
ごきぶりポーカー |
惨劇Rooper |
サンダーストーン |
ジェンガ |
シャドウハンターズ |
シャドウハンターズ 拡張 |
スクリブリッシュ |
スコットランドヤード |
スモールワールド |
世界の七不思議 |
タリスマン第四版 |
ディクシット |
ディクシット オデッセイ |
ディクシット2 |
テキサスゾンビーズ |
テケリ・リ |
テレストレーション |
電力会社 最初の火花 |
盗品市場 |
ドミニオン:陰謀 |
ドミニオン:海辺 |
ドミニオン:基本 |
ドミニオン:繁栄 |
ドミニオン:錬金術 |
ドメモ |
トリックアンドトリート |
トロルマスター |
ナイアガラ |
ニムト |
人間ゲームコンプレックス人狼 |
ノーラックポーカー |
呪いのミイラ |
ハイスクールエレクション |
ハイパーロボット |
バトルライン |
バルバロッサ |
バン! ザ・バレット |
ヒットマンガ |
秘密の花園 |
ファクトリーファン |
ファブフィブ |
ファブラ |
フォトパーティ |
ブラフ |
ポータブルカタン |
マジカルスクール |
魔女ハンターパニック |
街コロ |
マティックス |
未確認生物TV2 |
娘は誰にもやらん |
モンスターメーカー |
ラミィキューブ |
レースフォーザギャラクシー |
レジスタンス |
ログジップ |
ワルモノ2 |
ワンスアポナタイム |
ワンナイト人狼 |
幻影探偵団 |
チグリス&ユーフラテス |
KAMIKADO |
Breaking Away |
センコウハナビシ |
はじめてのゲーム・触ってなぁに? |
オカシノビ |
ビバニク |
はじめてのゲーム・おやすみなさい |
BIG BOSS |
ひつじとどろぼう |
Splendor |
モダンアート |
HDR-PJ760Vと購入した周辺機器の紹介
さて、前回の続きです。
今回は、購入したビデオカメラとその周辺機器について紹介したいと思います。
HDR-PJ760V
空間光学手ブレ補正機能付きのデジタルビデオカメラです。
アクセサリーキット
ソフトケース、バッテリー、バッテリーチャージャー、液晶クリーナーのセット
三脚付きシューティンググリップ
手元で録画、写真撮影、ズーム、ズームアウトの操作が可能なグリップ。
グリップの一部が開閉することで、ミニ三脚としても使用可能。
更に、プロジェクター付きの本機種で使うと、プロジェクタ投影時に角度調整が容易になるという利点があります。
ショルダーストラップ
肩掛け用のストラップ。
旅行時に両手がフリーになるという点と、テンションを保つことでブレをさらに抑えられるという利点があります。
三脚
スリックというメーカーの激安の三脚です。
空間光学手ブレ補正のおかげで三脚要らずな機種ではありますが、
ボードゲームの撮影を考えると必要かと思い、購入しました。
また、まだ購入はしていませんが、
防水ケース
こんなものも欲しいところです。
来年海に行く機会があれば買ってしまうかもしれません。
僕が最新のビデオカメラ(HDR-PJ760V)を買った理由
お久しぶりです。inao78です。
移行して初めてのブログの内容は、ボードゲームではなくビデオカメラの話になります。
事の発端は妻の妊娠及び新婚旅行に先駆けて、動画を撮影したいという欲求が高まったことにあります。
そこで、最初に候補に挙がったのがこの機種
HDR-CX270V
理由は簡単。
価格.comで売れ筋ランキング1位だったからw
今まで携帯やデジカメの動画機能しか使って来なかったため
機能や性能に関してはチンプンカンプン。
だから一番売れてるやつを買っておけば問題無いだろう。
そう思っていました。
そう、この検証サイトを見るまでは。
http://www.gizmodo.jp/2012/08/sonys_new_handycam.html
ここで紹介されているのは、ソニーの空間光学手ブレ補正という技術。
詳しい説明は上記サイトに書かれているので割愛しますが、凄まじい効果を確認することができます。
で、この機能を搭載している機種を探してみると、
現在は以下の2つしか存在しないことが分かりました。
安い方のHDR-CX720Vでも6万5千円(2012年11月現在)
最上位機種のHDR-PJ760Vに至っては8万円以上するというとんでもない価格でした。
第一候補のHDR-CX270Vの2倍はします。
貧乏サラリーマンである自分にはポンと出していい金額ではありません。
この時から2週間ほど、悩みに悩みました。
(といってもHDR-PJ760Vで撮影した動画を見てはため息をつくだけでしたがw)
そこで、考えたのが使用用途。
直近の使用用途は新婚旅行。
これは必ずと言ってもいいほど、歩き撮りを多用することになると思われます。
次に考えられるのは子供。
まだ生まれてもいませんが、大きくなった時を考えると動き回る子供を撮影するために、空間光学手ブレ補正は必須なのではないか、と考えるようになりました。
(他にも60pでの撮影が可能だとか、色々理由はありましたが)
それから先は奥さんの説得。
YouTubeに上がっているいくつもの動画を見せて違いを説明。
「どうせ買うならこっちでしょう?」
「素人でも手振れを気にせず撮影できるんだよ?」
と押しまくりましたw
そんなこんなで奥さんも空間光学手ブレ補正の良さを納得し、購入することを許してくれました。
次に悩んだのは、上記二つの機種のうち、どちらにするか?という点。
最初は価格の安いCX720にしようかと思っていたのですが、
内蔵メモリがCX720Vは64GB、PJ760Vは96GBで32GBの差があり、
また、PJ760Vのみプロジェクター、EVF(ファインダー)がついている。
という点を鑑みて、約1万円程度の差でこれだけの機能差か、と考え直しました。
(今思えば若干金銭感覚が麻痺している気もしますが・・・。)
と、ここまでの過程を経て、HDR-PJ760Vという最新のデジタルビデオカメラの購入に至ったわけであります。
次回は、HDR-PJ760Vの使用後レビューや、購入したオプション機器の紹介などをしたいと思います。
できればボードゲームのプレイ動画なんかもこれを使って撮影できたらしたいところですね。
未確認生物TV2やくるりんパニックなんかは見栄えが良いので楽しそうです。